鈴虫(スズムシ)を放し飼いする!

飼育環境下に比べて圧倒的に成虫までの生存率は下がりますが、一度定着してしまえば、翌年以降何もしなくても良い!
飼育と同時進行で作業すると良い。


鈴虫(スズムシ)を卵から撒く


鈴虫(スズムシ)を卵から撒く場合は、4月〜6月、十分暖かくなってから。
日陰で水溜まりにならない、外敵の居ない所を選んでください。

パラパラと撒いて、上に濡らした、水コケ、枯れ葉などを被せてください、土に埋める必要はありません。




【注意】
あまりにも雨が降らずに乾燥が続くようなら、水をかけて乾燥を防いでください。






後は放ったらかし!

自然界の鈴虫(スズムシ)のエサは昆虫の死骸、セミの抜け殻、草、葉、などです、
綺麗に刈り取って整備するより、草ぼうぼうの方が、鈴虫(スズムシ)に良い環境と言えます、隠れ家、止まり木にもなります。

自然界で、卵から成虫まで育つのに、1%以下です、、
クモ、アリ、カマキリ、など外敵を除去し、鈴虫(スズムシ)の育ち安い環境を整えて上げれば確立は、もっと上がります。

自然界に放すと、弱い個体は自然淘汰され、強い個体が生き残ります、その生き残った、強い個体が子孫を残していくので、2世3世と世代を重ねるたびに、強くなり繁殖力も上がっていきます。
定着するまで、数年かかりますが一度定着してしまえば、ほっておいても勝手に増えて行きます。


【鈴虫(スズムシ)の成虫を放す】

卵→幼虫→成虫、の順で生存率は上がります。

成虫から放して、鳴き声を楽しむのも良いと思います。
音色を楽しんだ後の個体を野に放すなどの方法もあります。




家の庭以外に、近所の草原、雑木林などに、撒いても楽しかと思います、
町ぐるみで、鈴虫(スズムシ)を放し、定着させ、鈴虫(スズムシ)の里にして、町おこしに成功した町もあります。








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